思考錯誤の庭作り

水生生物が住む池がある庭 数年前、ガーデニングが流行って、誰もが素敵な庭にあこがれて、せっせと庭作りをする人が増えました。 私も以前から土いじりや園芸が大好きで、実は小学生の時から庭に自分の花壇を作ったりしていました。

今の場所に住むようになり、念願叶って広い庭を手に入れました。さてどんな庭にしようか? いろいろ試しました。ここの気候に合う植物はどれか、雪が多い場所でも育つ木はどれか、 失敗を繰り返しながらも、少しずつ庭が出来てきました。

最初は一本の木も無く、砕石がまかれた土地に、雑草が生えるだけの殺風景な庭でした。 いろんな木や草花を植え、バーベキューを楽しめる芝生の広場や池も作りました。 木は園芸店で売られている果樹や観賞用の樹木もありますが、この土地に自然に生えている木も植えました。 年がたち今年(2009年)で17年目、木は大きく育ち、種類も増えました。ハンモックで昼寝をするのにちょうど良い 木陰も出来ました。

森に戻る庭

いろんな種類の木が育ち、木陰ができると、そこには今までには無かった植物が育ちはじめました。 コケや日陰でも育つ植物です。そして、植物の種類が増えるといろんな虫たちを見るようになりました。 鳥たちも良く来ます。小さな動物のたくさんいます。

森に戻る庭

私の庭つくりは殺風景な土地を森に戻していることに気が付きました。 そして、この庭は、私が手を加えているからだけではなく、自らが成長していることに。 これはまさにビオトープの発想です。人間が手を加えた土地は人間が助けてやることで、少しずつ自然の森に戻っていく。 我が家の庭はこれからも森へと成長し続けるのです。

アウラの庭をもっと詳しくご紹介いたします。