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ペンションアウラの周辺の早春の風景・自然観察

早春に咲く木島平村の村花 福寿草 フクジュソウ
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北信州の春の風景・自然アルバム

北信州木島平村とその周辺の春の風景やペンションアウラの周りで繰り広げられる生き物たちの様子などを写真でご紹介します。

早春のペンションアウラ

その一 早春編 雪解けから始まる雪国の春

残雪の残る4月上旬のペンション周辺
3月に入ると雪がどんどん溶け出します。でも4月上旬はまだこんな感じ、雪の多い年は、ゴールデンウィーク暗いまで、日陰に残る年もあります。
写真は宿の隣にあるクルミ林。ここでは冬の間クルミを食料にしている動物たちの行動が観察できます。

地元では根開きと言う
春になり、日差しが温かくなってくると、樹木の根元に写真のように丸く雪が解ける「根開き」が見れます。林のあちこちにこんな眺めが広がります。
こうして、雪が解けて地面が現れると、そこには冬の間雪の下でもしっかり生きていた生き物たちの生活を知ることが出来ます。

ねずみがかじったクルミの殻
ねずみがかじったクルミの殻です。硬い殻を見事に削って、穴をあけています。ねずみの歯はすごいですねー。ここに住んでいるねずみは小さいです。
尾の長さを別にすると鶏に卵ほどの大きさしかありません。小さな体ででも硬いものを削る能力はズバヌケテいます。
ここは雪が1m位積もります。ねずみたちは、雪の下で生活をしています。おそらく、雪の上にはほとんど姿を現さないのでしょう。
雪が消えた直後の地面には、ねずみたちは冬の間に歩き回った跡が、迷路のように残っています。

野うさぎの痕跡
雪の上にも生き物たちの痕跡はあります。これは、野うさぎが樹皮をかじった跡と糞です。野うさぎたちは、雪が深く積もると、このように、樹皮や木の芽などを食べているようです。
ねずみと違って、うさぎは活発に雪の上を走り回っています。この周辺の野山で、雪の上の足跡が一番多いのが野うさぎです。足跡を追っていくと、
必ず写真のような糞や食べ跡を見つけることができます。

昆虫
雪が解けた跡には、いろんなものが見えてきます。写真はそんな生き物たちのいくつかです。
左の写真はクルミハムシです。冬の寒さに耐えて、しっかり生きていました。下の2枚の写真はいずれも蛾(が)の繭(まゆ)です。
左はウスタビガ、右はクスサンという蛾(が)です。中は空です。

ガの繭
ガの繭

きのこ
キノコも見つけました。キノコの冬越し出来る種類があるんですね。

撮影 2010/4/3 西谷

ペンションアウラの自然に対する思い

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